派遣のタイプ

派遣は大きく分けると「常用型」と「登録型」の2タイプがあります。「常用型」はSEやプログラマーなどエンジニア系職種が多く、常に派遣会社に雇用されています。常用型は、派遣先に出向いていない期間も給料がもらえ、派遣会社によってはボーナスが支給されるところもあります。一方、「登録型」の派遣は事務系の職種がほとんどで、派遣会社に登録して仕事が決まったら雇用契約を結びます。

派遣で事務職として働きたいという人は登録型になります。最初に登録する派遣会社を選び、自分の条件に合った職場を紹介してもらいます。一般的な事務職の場合、派遣の期間は1ヵ月以内の単発、1〜3ヵ月の短期、3ヵ月以上の長期の3つが基本的で、系列型の派遣会社では6ヵ月や1年といった長めの契約をするところもあります。ただし、更新を繰り返しても原則は最長で1年、条件によっては上限3年までと労働者派遣法で定められています。

派遣で3年以上、同じ派遣先企業で働いている人もいます。しかし、それは「専門的派遣の26業務」に該当する場合のみです。これは労働者派遣法の施行令で定められた特定の業務で、専門性が高いとされる職種については派遣期間の制限を受けません。専門的26業種には、ソフトウェア開発、機械設計、事務用機器(OA機器)操作、通訳・翻訳・速記、秘書、財務処理、取引文書作成業務、テレマーケティング、インテリアコーディネーターなどがあります。

派遣の事務職は、3ヵ月か6ヵ月単位で契約するのが一般的なようです。いろいろな職場に出向いて経験を積むことはとても有意義なことですが、仕事や職場の雰囲気に慣れてきた頃に契約終了となることも少なくありません。次の仕事が既に決まっていればよいのですが、最近の社会・経済情勢を考えれば、そう簡単に自分の条件に合った派遣先が見つかるか心配ですよね。ただ漠然と与えられた仕事をこなすのではなく、スキルアップに繋がる研修や講習を受けたり、専門知識を身につけたりする必要があります。

派遣の種類に「紹介予定派遣」というものがあります。これは派遣先企業の正社員または契約社員に採用されることを前提に派遣される形態のことをいいます。最大6ヵ月派遣社員として就業し、派遣先企業とあなたの双方が合意に至れば直接雇用となります。最近、正社員になれる可能性がある紹介予定派遣の人気がとても高まっています。